■安久のコートハウス
「第1案」
敷地 :周囲に田園風景が広がるやや高台の住宅地の一画が計画地で広さ約150坪
構造 :木造平屋建て在来工法 床面積 : 約37.5坪
平面計画 : コートハウス (中庭型住宅)
特徴
外部
この住宅の特徴はその形態にある。庇や軒と壁を一体化し、外側に大きく傾斜した外壁が4周廻っている。全周を杉板で覆われたこの壁が庇や軒の機能として光をコントロールし、また雨や風からその耐久性を保障してくれるだろう。自然素材の木の板壁はハードでシャープな形に親しみと柔らかさをもたらす。小高い緑の芝生に置かれたシンプルなオブジェが周囲の景観に寄与する事を期待している。
内部
壁を傾斜することによって得られた内部の上部スペースが空間に広がりを与え、将来、中間に床を設ける事によってロフトや物置としての機能を果たす。また、中庭は他者の視線や交通から守られた安全性を保障されたプライベート空間である。更にこの内部化された外部は家族や友人との交流の場であり食事やその他様々なイベントが可能な広さを持つ。
カラー計画とデザイン
緑の芝生 に置かれた濃茶のシンプルな造形。(写真は印刷の関係で黄色くなっておりイメージと大きく違います。)和風をイメージさせるカラーとモダン和風の横格子の多用。
上左より 配置図 平面図 東立面図
下 北立面図 西立面図 スケッチメモの一枚
※ 写真クリック(拡大)
「第2案」
間取り
第1案の改良案である。第1案でのLDK北側、個室郡南側配置を引っくり返したもの。LDKを南にする事で南庭との連続性、有効利用が可能となる。第1案は北側に広がるLDからの眺望を優先したもので、改良案というよりは好みの問題である。
外観
第1案の斜壁は軒を出した場合の形態処理からの発想であるが残余スペースを外部として扱う。建築基準法22条区域外を生かしての木製ルーバーで処理する方法とワイヤーに蔓性植物を這わして緑の壁にする方法、或いは両方の兼用を提案する。
断面図 配置 ・ 平面図
「第3案」
ハの字型案
玄関を挟んで東西方向に15度ずつ振られたパブリックゾーンとプライベートゾーン2棟を明確に分け、間のコートを全てウッドデッキにした案である。開放的且つ象徴的なコートを中心とした生活が営まれる事が予想される。また、玄関部分の屋根を低く押さえ、屋上デッキにし、北側に開ける田園風景を楽しめるようにする。
南からの見下ろしに対してはコート中央に植えられた常緑のシンボルツリーが効果を発揮してくれるだろう。
和室別室案 (1) 和室・居間一体案(2)
平面 ・ 配置図
■M医院+M邸
下記予定が予算調整で大幅な設計変更を強いられ、7月23日ようやく工事着工に至りました。
契約着工8月1日。完成予定2月。
設計期間6カ月。1月31日基本設計完了。実地設計完了予定5月31日。工事完成予定日2008年11月。
■亀甲型の家ー3(計画案)
これまでの斜交グリッドの家の屋根の掛け方を工夫して空間と造形の変化を試みた、いわば亀甲型の家シリーズの発展型で提案するチャンスに恵まれたが実現しなかった。建設地が鹿児島は上野が原遺跡に近く、縄文時代の住居から発想を得たものである。(写真参照)さらに改良を加えてローコストタイプの一般的な住宅として、広く普及できるものにしたいと考えている。(家作り顛末記より)。
■主に敷地上(角地の隅切りや変形敷地、および方位、ロケーション等)の条件により、これまでに幾つかのR型の家を創ってきたが全て同心円であった。このルンビニ保育園もその1つであるが、半径をそのまま平行移動した同半径の家も機会に恵まれたら一度は試みたいと考えている。
□ ルンビニ保育園 (バルサ材)
竣工しました。宮崎県木造建築物設計コンクール優秀賞受賞作品。竣工写真は作品集をご覧ください。
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